2010年6月5日土曜日

アラフォー会と餃子

またまたアラフォー会です。今度は餃子です。Rちゃんが腕を振るい、水餃子、焼き餃子、にら饅頭に、チキンサラダ、ひじきのあえもの、玄米ご飯のおにぎりとすばらしいメニュー。弁護士で現在専業主婦のRちゃんの手作り水餃子は、ほおばるのが勿体ないほど高級な気がするのは私だけでしょうか?乾杯にビールを少しいただいた後、サン・ヴェラン ドメーヌ・ダニエル・ポリエー 2008の白で始まり、シャトー・トーバラドーズ サンテミリオン グラン・クリュ 2004と、モレ・サン・ドニ ドメーヌ・シュミット 2005の対照的な赤二つを順に楽しんでいただいた後に、オート・コート・ド・ボーヌ ドメーヌ・ルシアン・ジャコブ2008の白まで4本空いてしまいました。Hちゃんの小松菜ケーキと、Rちゃんのイチゴのムースのデザートまできれいに平らげて、完食。初参加のHちゃんは、「まるでSex and the cityの映画の中にいるよう!」といっていましたが、この会のおしゃべりの中身は秘密です。

翌日、Fちゃん曰く
「朝、目がさめて、こんなにさわやかなんて!いままではお酒を楽しむと翌日の朝、頭痛でどんよりとした目覚めだけれど、今日はこんなに頭が軽い。みんなにこのことを叫びたいわ!」

翌日頭が痛くなるのは、ワインの中の酸化防止剤(亜硫酸塩)の量のしわざによることが多いのです。一般的に安価なワインなど、コストを下げるために機械で収穫したりするとブドウが収穫時に傷んでしまいます。果物は、丁寧に扱えばしばらくは美味しさが保たれるけれど、傷が入ったりつぶれたりすると傷みはじめるのと同じです。傷んでしまわないように酸化防止剤を多用したりして、必然的に含有量が多くなってしまうので、こういうワインは悪酔いや翌日の頭痛などがひどくなる傾向にあるようです。私たちは、ワインを選ぶとき、生産者と直接話し合うことを通して、生産の理念や具体的な手順をつぶさに観察し、私たちの探し求めるワインかどうかを見極めます。ワインという完成品だけを評価するのではなく、こういった側面をつぶさに調べることで総合的に判断し、最終的に輸入を決断します。丁寧な仕事には、理由と結果が常についてくるのです。

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