(タイトル訳注: 黒髪かブロンドか? に引っ掛けてそうですが…)
Deux types de terroir en Cotes roties: la côte brune au nord & la côte blonde (au sud). Visites chez Stéphane Othéguy & Christophe Pichon. Le premier fait une très belle côte brune en viticulture bio, un des seuls vignerons que je connaisse à faire de la viticulture certifiée bio en Côtes Roties. Le second réalise une magnifique côte blonde à partir des raisins de la parcelle du même nom. Très beaux vins dans les deux cas.
コート・ロティには2種類のテロワールがあります: 北側のコート・ブルンと南側のコート・ブロンド。
ステファン・オーテギーとクリストフ・ピチョンを訪問。前者はコート・ブルンでビオでブドウを作っています。僕の知るうちでは、コート・ロティでビオの認証を受けた唯一の生産者です。後者は、同じ名前の区画のブドウから作った素晴らしいコート・ブロンドの生産者。どちらも本当に美しい畑です。
2011年7月31日日曜日
2011年7月29日金曜日
More tasting... さらに試飲を
Some serious work. A few pics. As usual whatever is outstanding will be in Japan, I promise! Thanks also to Chantale who brought a few bottles from her cellar. She could not spit a 1er cru vintage 2005 fron Pierre Naigeon, though it was 9:30 in the morning!
A comment: I don't understand winemaker harversting too ripened Pinot. The Pinot grape is certainly difficult but too ripened, it is just wrong.
The story: Chantale (on the pic) is a very friendly neighbour and since many bottles are opened right now at home, I invited her for tasting. There was a bottle I opened 3 days ago that I could not finish. This wine is actually very well rated by famous critics. Because I am curious and it is my job, I met the winemaker and tasted his wines. At first try the wine may impress: vintage 2009, very ripened Pinot & quite much wood, so there is definitely much material in the glass. The winemaker certainly made a noticeable effort... Nevertheless after 5 minutes one gets completely saturated with the wine and realizes that though this it is tasty -- or really "full bodied" according to the anglo-saxon terminology -- it is not complex and very heavy. I made the experiment with Chantale. She tasted it and her immediate reaction was: "oh there is something there.." but after a few minutes she just said: "I just cannot finish..., it is too much, I do not like". Eventually I served to her a 1er Cru 2005 by Pierre Naigeon. (Pierre just never harvests too late according to a principle as old as Pinot in Burgundy.). Chantale finished the glass and refused to spit the wine. It was 9:30 in the morning.
May be that is a good criterion: buy the wine one cannot spit...
In a next blog I shall say a few words about vintages 2007, 2008, 2009 and 2010.
真剣に仕事している写真を。
いつものように、非常に素晴らしいワインは日本へ。約束します!
それから自分のセラーから何本か持ってきてくれたシャンタルありがとう。
彼女はピエール・ネジョンのプルミエ・クリュは吐き出すことができませんでした。朝9時半だったんですよ!(訳注:通常私たちはワインを少しずつ何種類か試飲する時には吐き出します。でなければ3杯目には何がどうだったか分からなくなりますからね。)
コメントを一つ:
生産者がピノを熟しすぎるまで待って収穫することが理解できません。ピノのブドウは確かに難しい、けれど熟しすぎはいけない。
で、この日何があったかというと:
シャンタル(写真)は大変気さくなご近所さんで、ちょうど我が家に開けたばかりのワインが沢山あったので、彼女を試飲にご招待したのです。あるワインは3 日前に開けたのですが、いまだ飲み干すことができませんでした。実はこのワインはとある著名批評家から大変高く評価されているのです。仕事ですし興味も あったので、生産者と会い、彼のワインを試飲したのです。最初の一口はこのワインは大変印象的かもしれません:2009年のビンテージ、完熟したピノ、か なり効いた樽香、とグラスには確かに多くのものがあります。この生産者は顕著な努力をされている・・・けれど、5分後にはこのワインにまったく飽きてし まったのです。味わいがある--もしくはこれを「フルボディー」というのでしょうか--けれど、複雑さに欠け、重たいのです。この実験をシャンタルと一緒 にやりました。彼女はそれを味わった直後の反応は「Oh、何かある(何か感じるものがある)・・・」けれど数分後に彼女は「飲み終えれない・・・。(味 が)多すぎる。好きじゃない。」そこで、今度はピエール・ネジョンのあるプルミエ・クリュの2005年を注ぎました。(ピエールは、ブルゴーニュのピノと 同じくらい古いブルゴーニュの原則に従い、決して収穫が遅いことはありません。)シャンタルはグラスを飲み干し、ワインを吐き出しませんでした。それは朝 9時半のことです。
たぶんこれはいい判断基準でしょうね: 吐き出せないワインを買おう。
次のブログでは2007年、2008年、2009年、そして2010年のビンテージについて少しお話します。
真剣に仕事している写真を。
いつものように、非常に素晴らしいワインは日本へ。約束します!
それから自分のセラーから何本か持ってきてくれたシャンタルありがとう。
彼女はピエール・ネジョンのプルミエ・クリュは吐き出すことができませんでした。朝9時半だったんですよ!(訳注:通常私たちはワインを少しずつ何種類か試飲する時には吐き出します。でなければ3杯目には何がどうだったか分からなくなりますからね。)
コメントを一つ:
生産者がピノを熟しすぎるまで待って収穫することが理解できません。ピノのブドウは確かに難しい、けれど熟しすぎはいけない。
で、この日何があったかというと:
シャンタル(写真)は大変気さくなご近所さんで、ちょうど我が家に開けたばかりのワインが沢山あったので、彼女を試飲にご招待したのです。あるワインは3 日前に開けたのですが、いまだ飲み干すことができませんでした。実はこのワインはとある著名批評家から大変高く評価されているのです。仕事ですし興味も あったので、生産者と会い、彼のワインを試飲したのです。最初の一口はこのワインは大変印象的かもしれません:2009年のビンテージ、完熟したピノ、か なり効いた樽香、とグラスには確かに多くのものがあります。この生産者は顕著な努力をされている・・・けれど、5分後にはこのワインにまったく飽きてし まったのです。味わいがある--もしくはこれを「フルボディー」というのでしょうか--けれど、複雑さに欠け、重たいのです。この実験をシャンタルと一緒 にやりました。彼女はそれを味わった直後の反応は「Oh、何かある(何か感じるものがある)・・・」けれど数分後に彼女は「飲み終えれない・・・。(味 が)多すぎる。好きじゃない。」そこで、今度はピエール・ネジョンのあるプルミエ・クリュの2005年を注ぎました。(ピエールは、ブルゴーニュのピノと 同じくらい古いブルゴーニュの原則に従い、決して収穫が遅いことはありません。)シャンタルはグラスを飲み干し、ワインを吐き出しませんでした。それは朝 9時半のことです。
たぶんこれはいい判断基準でしょうね: 吐き出せないワインを買おう。
次のブログでは2007年、2008年、2009年、そして2010年のビンテージについて少しお話します。
2011年7月27日水曜日
Cotes Roties コート・ロティ
Quick trip to Ampuis to have a look at vineyards and meet winemakers. With the so-called Hermitage mountain, the Cotes Roties are may be the best places in the world for Syrah and this is just 80km from my place. Slopes are quite impressive. This is a lovely place for vines known by romans who built walls to protect the soil from erosion.
I just started tasting the 2008 & 2009 vintages. I cannot help comparing with Burgundy! Yet wines are slightly different: terroirs and grapes are different. For sure syrah gives here powerful wines! A couple of pics to let you dream about this rather unique place. It's great here.
Thanks to Corinne Jamet & Benjamin Duclaux for their kind welcome.
ブドウ畑を見て、生産者と会うために、アンピュイまでちょっと行ってきました。いわゆるエルミタージュ山とともにコート・ロティはおそらくシラーにとって世界一の場所かしれません(お気に障った方がいらっしゃったらすみません)。こ こは我が家からたったの80kmしか離れていません。斜面の景観はかなり衝撃的です。ブドウの木にとって素晴らしい場所であることはローマ人は既に知って いて、彼らが土壌が浸食されることを防ぐために石垣を作ったのです。
2008年と2009年のビンテージから試飲を始めました。ブルゴーニュのワインと比較すると、ワインは若干異なります。土壌とブドウが違います。たしか に、シラーは力強いワインです。皆さんがこの独特の地を夢見るような写真をいくつかご紹介します。本当に素晴らしいところです。
コリーン・ジャメとベンジャミン・デュクロ、親切に迎えていただきありがとうございました。
ブドウ畑を見て、生産者と会うために、アンピュイまでちょっと行ってきました。いわゆるエルミタージュ山とともにコート・ロティはおそらくシラーにとって世界一の場所かしれません(お気に障った方がいらっしゃったらすみません)。こ こは我が家からたったの80kmしか離れていません。斜面の景観はかなり衝撃的です。ブドウの木にとって素晴らしい場所であることはローマ人は既に知って いて、彼らが土壌が浸食されることを防ぐために石垣を作ったのです。
2008年と2009年のビンテージから試飲を始めました。ブルゴーニュのワインと比較すると、ワインは若干異なります。土壌とブドウが違います。たしか に、シラーは力強いワインです。皆さんがこの独特の地を夢見るような写真をいくつかご紹介します。本当に素晴らしいところです。
コリーン・ジャメとベンジャミン・デュクロ、親切に迎えていただきありがとうございました。
2011年7月24日日曜日
Salutations de France フランスよりこんにちは
Meilleures salutations de France et de Bourgogne où il fait froid pour la saison. Le travail de dégustation a déjà commencé. Passage chez Antoine Petitprez à Pommard et chez Pierre Naigeon à Gevrey le 22 Juillet. Quelques photos du vignoble de Gevrey ce jour. Je suis aussi passé en Côtes Chalonnaises en fin d'après-midi. J' ai déjà gouté des choses à priori intéressantes. Beaucoup de travail de dégustation m'attend! À bientôt.
フランスとブルゴーニュから皆さんこんにちは。こちらはこの時期としては例年より寒いです。試飲の仕事は既に始まってます。ポムロル村のアントワン・プ ティプレと、ジュヴレ村のピエール・ネジョンのところに7月22日に行きました。また午後の終わりにはコート・シャロネーズにも行ってきました。今から試 飲の仕事が沢山待っています。それでは!
2011年7月9日土曜日
Noel restaurant at Ube-Yamaguchi (Mari & Nori Hirata) レストラン ノエル、山口県宇部市、(平田ノリ、マリ夫妻)
9th of July: We had a great evening yesterday at Restaurant Noel by Mari & Nori Hirata at Ube- Yamaguchi. We finished this morning at 3:30 so I just put a few pics for today and leave the story for later (truly great food btw!). Thanks to all there.
10th of July: Ok here is the story. Hirata-san tasted a couple of our bottles and liked them, so he invited us for a wine evening with some wine lovers at his place. He did the cooking and we brought wines.
Nori & Mari's restaurant is lovely & friendly. Yes it is a restaurant but it also looks as well like library, with good books, paintings and music. One feels at once very comfortable in such a place.
Foodwise, we had the following menu that eve:
- lobster
- whelks
- magic soup
- pigeon
- mango sorbet
- cheese: comté and roquefort
That was truly fine. Lobster was presented with mango, basil, fresh fig & olive oil. Whelks were cooked with parsley and butter just like Burgundy snails -- I prefer whelks!
The soup was made only from carrots as Hirata-San claimed. That fact was hard to guess: the soup had a marvelous sweet taste of nut so that any child would have eaten it without complaints. Pigeons were delicious, very finely cooked and presented with their liver paste and carcass sauce. Unfortunately I did not take pictures of the whelks, sorbet and cheeses... sorry I know, I have no excuses!
Winewise, we had in order: Meursault 2007 Uliz, Morey 1er 2006 and Gevrey 1er Lavaux 2004 from Pierre Naigeon, Corton Charlemagne 2007 Uliz (yes on roquefort!), and Bas-Armagnac 1988 La Fontaine de Coincy.
Eventually everybody went back home at 3:30 using taxis...
Great job by Mari & Nori. Thanks to all who enjoyed that eve with us.
PS: I also enjoyed discussing wines with Hirata-San and guests. All were wine lovers and some were wine experts. I noticed Hirata-San's great collection of bottles from famous chaps in Burgundy. Hirata-San has also less famous and very interesting wines which I knew from France. I noticed he liked Roch-Pacalet's style!
7月9日、山口県宇部市の平田ノリシェフと奥様のマリさんのレストランノエルにて、素晴らしい夕べに参加させていただきました。平田シェフが何度か私たちのワインを試していただいたことが縁で、今回ノエルでのワイン会にご招待いただき、宇部のワイン好きな方々と共に平田シェフのお料理と私たちのワインを味わいました。
このノリ・マリご夫妻のレストランはとてもかわいらしく親しみやすい雰囲気です。レストランなのですが、ちょっと図書館のような感じで、よい本や絵、音楽などもあります。たちまち心地よい気分になる場所です。
この日、お料理はこのようなメニューでした:
-オマール海老
-サザエ
-マジック・スープ
-小鳩
-マンゴのシャーベット
-チーズ: コンテとロックフォール
どれも本当に良かった!オマール海老はマンゴとフレッシュ・バジルにオリーブ・オイルをかけた一品。サザエは、ブルゴーニュのエスカルゴのようにパセリとバターと一緒に料理したものですが、サザエのほうが私は断然好み。スープは平田シェフいわくにんじんだけで作ったそうです。スープの味わいは、子どもでも誰も文句言わずに食べるに違い、ナッツのような素晴らしい甘さで、実際、材料を推測するのは難しいくらいです。小鳩もまた素晴らしく、焼き具合は絶妙で、小鳩のレバー・ペーストと小鳩ガラのソースを添えて盛り付け。サザエとマンゴ・シャーベットとチーズの写真を撮り忘れてしまいました。まったく言い訳の仕様が無いです・・・・。
ワインは次の順で:
ムルソー2007ウリーズ、モレ・プルミエ2006とジュヴレ・プルミエ2004共にネジョン、コルトン・シャルルマーニュ2007ウリーズ(そうです!ロックフォールと共に)、そしてラ・フォンテン・デ・コワンシーのバ・アルマニャック1988。
マリさん、ノリシェフ、素晴らしい仕事でした。ご参加いただいた方々も、私たちと一緒に夕べを楽しんでいただいてありがとうございました。
レストラン ノエル
〒755-0067 山口県宇部市大字小串1-1-20 Box2 101
追伸、
平田シェフとゲストの方々と共にワインについて語り合うのもとても楽しかったです。皆さんワインを大変お好きで、中にはワインのエキスパートもいらっしゃるようでした。平田シェフのブルゴーニュの有名な生産者のワインのコレクションも見せていただきました。彼はまた、あまり知られていないけれど、大変興味深い生産者(私はフランスでそれらを知っていたのですが)のものも持っているようです。彼は、ロック-パカレ・スタイルのワインも好むことに気づきましたよ。
2011年7月5日火曜日
ワインバー・ギャロップ ゆかたナイト
ワインバー・ギャロップ
ゆかたナイト
2011年7月16日(土)18時開店
Gallop(八幡西区熊手1-3-24アーバンハイム黒崎1F)
参加費 5,000円
マッチャンのGallopが1日フレンチワインバー!今回は浴衣でワインを楽しみましょう!ヴァンサンも浴衣で皆様をお迎えします。ドレスコートは浴衣。グラスを持った浴衣姿が一番素敵な方を選ぶ「ゆかたコンテスト」も開催!ちょっとお洒落して本場フレンチワインとアミューズ・ブーシュを楽しみませんか?
お申込み、お問合せ:
Gallop (Tel: 090-9650-9005)
ヴァンファン本浜 www.vinsfinsmotohama.com
(Tel.: 093-618-8330 Mob.: 090-5285-8330 contact@vinsfinsmotohama.com)
呉服 ぬの善 (Tel: 093-621-0278)
2011年7月4日月曜日
Vincent en France du 21/07 au 26/08 ヴァンサンは7/21から8/26までフランスです
Bonjour à tous. Pour info. Je serai en France cet été pour déguster les vins, voir les vignes & les producteurs. Au programme la Bourgogne et les Côtes du Rhone: Côtes Roties. Sans exclusive, je ne m'interdis pas de goûter autre chose. Comme d'habitude je n'achêterai que ce que je trouve excellent.
Cet été Yoko reste au Japon pour vous servir...
Bon été à tous. Meilleures salutations.
こんにちは皆さん。ちょっと情報を。私はこの夏、ワインを試飲し、葡萄畑を見て、生産者と会うためにフランスに行きます。計画は、ブルゴーニュとコート・ド・ローヌのコート・ロティです。でも、他のものを味見することを自分に禁じているわけではないですよ。 そしていつも通り、私が素晴らしいと思うものだけしか買いません。
Yokoは日本で店番をしていますのでどうぞよろしく。
それではよい夏を。
V
2011年7月3日日曜日
Summer heat: use small electronic cellars! 暑い夏にはワインセラーを!
Some good clients visited us today. They just bought a 6 bottle cellar (not from us!!!) for a very accessible price. Frankly speaking this is a very good idea to protect your wine bottles from summer heat. At VFM we paid for refrigerated lorries and containers so that our bottles traveled from the cellars in France to ours in Japan at constant temperature of 14 degrees. This is to say that we are convinced that high temperature ruins wine.
Best to all, campai!
今日、日頃から懇意のお客様がご来店。最近6本用のワインセラーをとてもお手頃な価格で購入したそうです(私どもからではないのですが・・・)。率直に言って、夏の暑さからワインを守る大変よいアイデアだと思います。ヴァンファン本浜は、フランスの生産者のセラーから日本の私どものセラーまで、約14度の定温で輸送するために、保冷トラックやリーファ・コンテナーを使用するための高い輸送料を払っています。つまり、私たちは高温がワインを台無しにすることをよく承知しているからなのです。
全てにベストを祈って、乾杯!
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