2016年8月23日火曜日

よそとは違うヴァンファン本浜のこだわり!


日本のとあるワイン雑誌で、
「品質管理に優れているといわれるインポーターのワインと、そうでないインポータのワインにコンディション差は本当にあるのか」
という特集をしていると巷に聞きました。そこではいくつかの輸入者の方が呼ばれて実際に比較試飲をしたそうです。(ヴァンファン本浜は何故か呼ばれませんでしたけど。)で、そこでの結論は、あまり差はなさそうということのようでした。(エ~~~⁉)(*)

そういうわけで、勝手に巻頭特集!?ヴァンファン本浜が誇る、「よそとは違うヴァンファン本浜のこだわり」を挙げてみましょう!
  1. 私たちは、全て試飲しています。
  2. 私たちは、生産年もセレクトします。(毎年入れているわけではありません。)
  3. うちのセラーは常に12~13度です。(生産者によっては生産者のセラーよりも良いコンディションかもしれません。)湿度は50~70%です。日光や照明には晒されていません。
  4. リーファコンテナで輸入。
1,2について、実際試飲する輸入者というのはほんの僅かだということは、私たちはフランスの生産者から直接よく聞きます。生産年も含めて一つ一つ試飲し厳選されている方は私の知るかぎりありません。例えば、私たちは2013年のブルゴーニュは買っていません。それは私たちの大切なお客様には美味しくないものは一切販売したくないからです。

3、4について、輸入者によって状態に大きく差があることは私たちは実際に目の当たりにしたことがあります。あるフランスワインを、フランスと、それから異なる輸入者のものを日本でそれぞれ飲んだことがありますが、ある輸入者のものは本当に変わり果てた残念なことになっていました。

保存状態は、輸入者だけでなく酒屋やワインバーなどでも同じことです。常温とかカンカン照明に照らされているのも良く見かけますが、本当に残念です。3はとても大事です。

輸送方法も、保存方法と同様大事なことは言うまでもありません。ですから、アメリカ市場から又売りとか、香港のネットショップとか、ネットオークションとか、閉店したどこぞのレストランのセラーに眠っていたとか、地球を3周くらいしてきたような、どこを通ってどう保存されていたか確認できないようなワインは、論外としか言いようがありません。

皆さん是非信頼のおける輸入者・ワインショップからワインを購入してくださいね!(Y)


(*)私は記事の内容を見ていないので、そこでの議論の詳細は分かりません。ご興味あれば是非読まれて、私にも教えてください ;-)

2016年8月14日日曜日

「タンニン!」11/19 Soirée "Tannins" chez Pot-au-Feu - Sat 19 Nov. evening



11月はぐっと涼しくなっているでしょうから、上級赤ワインが楽しめます。そこで今回は、
  1. タンニンがある
  2. そのタンニンが大変上質である
の条件が揃った上級赤ワインを試飲してみよう!というのがアイデアです。

ランデヴーは、ポトフの高橋シェフと一緒に、11月19日土曜日夕方。題して
ポトフでタンニン!

私たちは何度かポトフでワイン会を行っていますが、高橋シェフは私たちのワインに合わせて特別なお料理をしてくださること間違いなしです!

試飲ワインは2つは決まっていますが残りは実は色々迷っています。きっと美味しいタンニンを探してきますのでどうぞお楽しみに!

9/16追記。3本目の赤ワインは、ドメーヌ・モンテリー⁼ポルシュレ⁼ドゥエレのポマール プルミエ・クリュ シャンラン 2002 を予定しています。私はこのドメーヌのワイン、特にカタルディーナ・リッポの作ったポマールを何度も試飲しています。今回、ワインセミナーのために特別にいくつか分けてもらいました。

カタルディーナの祖父ポルシュレ氏は、ドメーヌ・ルロワで長いことワイン作りをしていた人で、2004年に引退するまではカタルディーナと一緒に自社ドメーヌでも仕事をしていました。

ポマール・シャンランは大変特別なワインで、野性的でありながら同時にエレガント。畑はポマールの南側の斜面中上部。タンニン由来の緊張感が時を経てどう熟成するかを理解するのは大変興味深いです。

ワインセミナー(北九州)
第15回

「タンニン!」

2016年11月19日(土)18時~(予定)
15,000円
ポトフ福岡県北九州市小倉北区堺町2-1-11


(※)今回は異なる生産者の赤ワインを4種類予定していますが、参加者数によっては本数を調整することもあります。例えば参加者数が9名または10名の場合は、予算の関係上3種類(エシェゾーを含む)のワインをたっぷりの分量で楽しんでいただく予定です。ご了承ください。

(2016年9月24日追記)

November will be certainly cool enough in Japan so that we can  enjoy great red wines...
The idea is to taste a few serious red wines:
- 1/ Those should have tanins
- 2/ These tanins should be very fine.

Rendez-vous is taken with Chef Takahashi of restaurant Pot-au-Feu for a diner

"Tannins" à Pot-au-Feu

on Saturday 19 November

We have been a couple of times at his place and I trust him fully for cooking something special that suits perfectly our wines.

If you are interested keep having an eye on this page or Facebook, we will give uptdates:
wine list, menu and price will occur soon.

Right now I am hesitating with wines: Pomerol, Gevrey-Chambertin, Échezeaux, Pommard, Volnay... may be all of them?

Thanks & kind regards to all.
Vincent.


Update 16 September! The third red wine will be Pommard Chanlins Premier Cru 02 from Domaine Monthélie-Douhairet-Porcheret. I tasted this wine a coupe of times and in particular in Pommard with the winemaker Cataldina Lippo. Thanks to her for giving us these couple of bottles especially for our wine tatsing meeting.

Cataldina is the little daughter of Mr Porcheret who was for long winemaker at Domaine Leroy. Mr Porcheret also worked with Catadina before he retired in 2004.

Pommard Chanlins is very special, both wild and elegant. It is from the south of Pommard at top of the slope. It is interesting to taste it to understand how this tension due to tannins evolves with ageing in bottle.