2014年4月24日木曜日

Robert-Denogent Pouilly-Fuissé Les Carrons 2011



Moyennement convaincu par cette bouteille. De la puissance, de la matière, bel équilibre mais peut-être pas encore assez causant. Faut-il laisser du temps au temps? Nicolas Robert fait des élevages classiques: en fûts et très longs (2 ans), ce qui est une bonne chose à priori. Ses vins sont donc destinés à une longue évolution sous verre. 

2014年4月22日火曜日

B&D vs Pierre Naigeon Gevrey-Chambertin En Vosne 07 ベタネ・デソーヴ VS ピエール・ネジョン ジュヴレ・シャンベルタン アン・ヴォーヌ 07


ワインガイド「ベタネ・デソーヴ」を主催し、ワイン批評家としても著名なベタンとデソーヴらがブラインドで試飲してワインをセレクションするこのプログラム。今回のワインはこちらです。


‐ ここには、エレガントなテロワールがありますね。ブルゴーニュの大変良いテロワールです。単にピノ・ノワールの高貴な果実味だけでなく、まさに上級なテロワールがあります。
‐ 深みと持続性があります。
‐ 質感と肉付きが更にあります。
‐ 大変印象的です。
‐ 達人に違いない。どこかの所謂達人に違いない。
‐ 何が素晴らしいかというと、セラーに是非寝かせておきたいと同時に、現在も美味しいワインだということ。
‐ まさに、それが完璧なブルゴーニュ・ワインの強みだ。
‐ なんて(素晴らしい)食文化のワインだろう!
‐ 大変素晴らしい!
‐ (ところで私も一本買いたいな・・・)
‐ とても美味しい。
‐ ティエリー、ところで何のワインか教えてほしいな。
‐ いいや、あなたたちには言いたくない。
‐ ピエール・ネジョン
‐ ピエール・ネジョン ジュヴレ・シャンベルタン アン・ヴォーヌ・・・村名ワイン!(驚き)
‐ 村名ワインです。このレベルでは、何て上級なワインなんでしょう!
‐ 確かに、ピエール・ネジョンは現在大変素晴らしい仕事をしています。
・・・


参考: ジュヴレ・シャンベルタン アン・ヴォーヌ ピエール・ネジョン

2014年4月9日水曜日

ワインセミナー(北九州)~シャンボール・ミュジニ~ 5/11(日) K. Wine seminar: Chambolle Musigny. Sun 11 Mai

ワインセミナー(北九州)

第5回: シャンボール・ミュジニ

日時: 2014年5月11日(日)14時より
* 会場へは、戸畑駅北口より徒歩10分ほどにある若戸渡船から船で渡ってすぐです。船は約15分おきです。折尾駅方面からはJR筑豊線で若松駅で降りて若戸大橋袂へ向かって海岸沿いを徒歩約5分。電車は約30分おきです。詳しくは[会場アクセス]をご参照ください。
* お食事はありませんが、参加者のTさんにお手伝いいただいておつまみをご用意する予定です。
* 会は14時より18時ぐらいまでを考えていますが、閉館までゆっくりしていただける予定です。


(2014年5月1日改定)

皆さん、
今回のセミナーでは、シャンボール・ミュジニのワインとテロワールについてお話しします。5月11日日曜日午後、場所は今回は参加者数が多いので旧古河鉱業若松ビルの2階多目的ホールで行うことにしました。海沿いの大正期の素敵な建物です。ポンポン船で渡ってお越しください。

今回は下記のワインリストの中から試飲を提案したいと思います。2007年のワインが多く含まれています。2007年というのはなかなか難しい年で、良い生産者は大変素晴らしいワインに仕上がっていますが、仕事のいまひとつな生産者は残念なワインでしかありません。(今回のテーマのシャンボールの)良い生産者をあたったのですが、ド・ヴォギュエやルーミエといった良いけれど日本ではあまりに高すぎる値段の生産者は諦めました。また、私の嫌いな幾つかの生産者も避けました。そういった生産者のワインを試飲するのも面白いかもしれませんが、その値段の価値はないでしょう。
  • シャンボール・ミュジニ アムルーズ プルミエ・クリュ 2009 ピエール・ネジョン
    シャンボールの南側。区画は斜面のミュジニーの下に位置します。格付けはプルミエ・クリュですが、位置づけや価格は、ブルゴーニュの大半のグランクリュよりも遥か上です。ブルゴーニュで最も要望の多いワインです。
  • ボンヌ・マール グラン・クリュ 2007 ピエール・ネジョン
    ボンヌ・マールはシャンボールの北側で、このワインはボンヌ・マールの区画の南側から来ています。ピエール・ネジョンのブドウ畑は、斜面の一番上、ド・ヴォギュエの畑の上に位置します。丘の上部はマルヌと呼ばれる白い土壌(上の1枚目の写真)で、ド・ヴォギュエの畑は鉄分を含む比較的赤い粘土です。ピエールのワインは複雑でアロマ豊か、まさにグランクリュに相応しいです。
  • シャンボール・ミュジニ 2007 プルミエ・クリュ ラヴロット オリヴィエ・バーンスタイン
    オリヴィエ・バーンスタインは少なくともブルゴーニュでは比較的新しい生産者で、南フランスのトータヴェルのドメーヌ・マ・ドゥ・ラ・デヴェーズを率いた後、ブルゴーニュでネゴシアンを始めました。彼はプルミエ・クリュとグラン・クリュに特化して、オートクチュールワインを作ることをモットーとし、値段もかなり高価です。今回は彼のワインを試飲する良い機会です。ラヴロットの区画は村の北側、ボンヌ・マールの直ぐ下です。
  • シャンボール・ミュジニ プルミエ・クリュ レ・ゾー・ドワ 2007 グロフィエ
    グロフィエのワインは私も何度か試飲しましたが、どれも良かったです。レ・ゾー・ドワの区画はアムルーズの直ぐ北側に隣接しています。
  • シャンボール・ミュジニ 2007 ピエール・ネジョン
    「レ・ザテ」の区画の村名のワインです。シャンボール村名のワインの畑は砂地で、おそらくブルゴーニュで最もエレガントな村名ワインを産出します。私はこのワインを良く知っていますが、一度は試されることをお勧めしますよ。
  • ブルゴーニュ マラディエール 2007 ピエール・ネジョン
皆さんお楽しみに。
ヴァンサン・シュミット

Dear all, this time we will be talk about about the terroirs and wines of Chambolle-Musigny.
The seminar will take place at the Arqana show-room in Kurosaki, the time is definitely Sunday 11 May in the afternoon.

I propose to taste amongst the following wines below. There are many wines from vintage 07. This was a rather technical year: good winemakers made excellent wines, poor winemakers made poor wines... I looked for a few good producers but gave up de Vogue and Roumier which are good but definitely too expensive in Japan. I also avoided a few producers which I dislike, it would have been interesting to taste their wines but also not worth the price.

-  Chambolle Musigny Amoureuses Premier Cru 09 by Pierre Naigeon.
This is the south side of Chambolle. This parcel located in the slope just below Musigny.Though it is only ranked premier, its reputation and price is well above most of the Grands crus in Burgundy. One of the most wanted Burgundy wine.
- Bonnes Mares Grand Cru 07 by Pierre Naigeon. This is the north side of Chambolle and the south part of the Bonnes Mares parcel. Pierre Naigeon's vines are located in the top of the slope above de Vogue's vines. At the top of the hill the soil is white marl -- pictures above -- though the soil in de Vogue's parcel is rather red clay (with iron). Pierre's wine is very complex and aromatic well worth its Grand cru rank.
- Chambolle-Musigny 07 Premier Cru Les Lavrottes by Olivier Bernstein. Olivier Berstein is a rather new character at least in Burgundy, he has been directing for a while the domain Mas de la Dévèze in Tautavel in the South of France and started négoce in Burgundy. He is only interested in Premier and Grands Crus and claims to make haute couture wines, his prices are quite high. This is the opportunity to taste his wines... The Lavrottes parcel is north of the villages just below Bonnes Mares.
- Chambolle-Musigny Premier Cru Les Hauts-Doix 07 Groffier. I tasted a couple of times the wines from Groffier and they were good. The parcel les Hauts-Doix touches Les Amoureuses, just north of it.
- Chambolle-Musigny 07 Pierre Naigeon. The basics. A village from the parcel "Les Athées". The village vines in Chambolle are on sand, and they produce may be the most elegant village wines in Burgundy. I know this wine, it is a must-try.

Kind regards,
Vincent Schmitt.