2010年4月1日木曜日

Poisson d'avril

「ポアソンダヴリール」は、要するに「エイプリル・フール」なのですが、こちらでは、魚の絵を描いた紙なんかを背中にこっそり貼って、「ポアソンダヴリール!」とみんなで大声でひやかしたりします。先ほど息子に「ポアソンダヴリール、学校でやった?」と聞いてみると、「あんなつまらないもの、へっ!」とくさったような返事。おそらく魚攻撃にあったんでしょう。

今日から4月ですが、このところずーっと雨が降っていて、今日は気温も少し下がったのか、家のテラスから眺める裏山のレヴァード山も真っ白です。

つい先ほど、お昼ご飯に帰ってくる子どもたちを学校に迎えに行く途中に、なんと「つくし」を見つけました。それもびっしりと!子どもたちの通学路上で、家から50メートルも離れていないところです。とって晩御飯に卵とじでもしようかしら、とちらりと思いましたが、すぐやめました。だってこの小道は、ワンちゃんたちの散歩道で、とにかくあちらこちらにたくさんわんちゃんのうんこが散らばっているのです。フランスは、公道でふんを見る確率がとても高く、うちの主人なんかはこの点のモラルの低さをかねがね嘆いています。まあとにかく、学校に行くまでの10分の道のりを、足元を気にせず真っ直ぐ歩くことができないのです。公園の芝生なんかでも、サッカーでもして転がろうものなら、大変なことになるやもしれません。私はいまだに時々うっかりと踏んでしまうことがあるのですが、主人なんかはかなり慣れていて、私が踏みそうになると「アトンション!(危ない)」と声をあげて、間一髪のところを救ってくれます。大体、このうんこを踏まずに通りを歩けるようになる頃、carte de séjour(滞在許可書)がもらえるのです;-) もちろん冗談ですが、大体これが1年近くかかるのです。

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