2012年12月2日日曜日

Tenoma - seminar V - pics
第5回手の間ワインセミナー 写真


Atelier sashimis
Tel est mon bon plaisir

Thanks to all who attended especially to I-San who prepared sashimis.

This session was dedicated to white Burgundy wines. I hoped no one regreted red wines!

We reviewed la Côte de Beaune and its main appelations: Corton-Charlemagne, Meursault, Puligny-Montrachet, Chassagne-Montrachet.

We explained briefly what these different wines should taste like and attempted to describe the terroir aromas. These are NOT the common butter and honey aromas which are  typical of oxydized wines.
They are rather mineral and floral aromas.

To convince ourselves we tasted the following wines:
- Corton-Charlemage 07 (Grand Cru) ULIZ
- Meursault Charmes 07 (1er Cru) Domaine Henri Germain et Fils
- Chassagne-Montrachet 06 (1er Cru) Domaine Henri Germain et Fils

We gave a few geological facts to explain the various terroirs. Remember the Oxfordian marls and oolithes on the top of the Corton mountain. 

We explained the making process for great white Burgundy wines: "élevage long sur lies fines":
- Very long alcoholic and malolactic fermentations, both in barrels stored in a cool cellar
- No batônnage (steering of lies and oxygenation)

We talked about the premature oxydation phenomenon, the so-called premox problem, which occured for poorly designed wines.

Kind regards to all.

5回シリーズで行った手の間ワインセミナーにご参加くださった皆さんどうもありがとうございました。今回は特にお刺身をご準備くださったIさん、ありがとうございました。
今回はブルゴーニュの白ワインについてのお話と試飲でしたが、参加者のどなたも赤ワインが恋しくなったりはしなかったと思います。

今回は、コート・ド・ボーヌとその主要アペラシオンの、コルトン・シャルルマーニュ、ムルソー、ピュリニ・モンラッシェ、シャッサーニュ・モンラッシェについて大まかにみてみました。

これら異なるワインがどういった味わいで、テロワールがもたらすアロマを挙げてみました。これらは、よく言われる、酸化してしまったワインの典型のバターや蜂蜜のアロマではありません。むしろミネラルや花のアロマです。

このことを納得いただくために、以下のワインを試飲しました。

コルトン・シャルルマーニュ グランクリュ 2007 ウリーズ
ムルソー・シャルム プルミエ・クリュ 2007 アンリ・ジェルマン
シャッサーニュ・モンラッシェ プルミエ・クリュ 2006 アンリ・ジェルマン


これらの多様なテロワールを説明する地質学的要因についてお話しました。コルトンの山の上部のオックスフォード期のマルヌとオーリットを覚えておいてください。

また、「上質の澱の上で長く樽熟成させる」上級のブルゴーニュ白ワインの作り方についてもお話しました。
- 大変長いアルコール発酵とマロラクティック発酵。共に冷涼なセラーにおかれた樽にて行う。
- (澱を混ぜ、酸化を促進させる)バトナージュを行わない

プレモックスと呼ばれる、早計にデザインされたワインに起こる熟成前酸化問題にも触れました。
それでは皆さん!

追伸、今回で5回シリーズのワインセミナーを一旦終了しますが、また新シリーズを計画していきたいと思います。ご希望の方はヴァンファン本浜までお知らせください。

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