ワインの日本での消費動向を調べていると、ワインの購入価格分布には二極分化の傾向があることに気がつきます。つまり、日本で購入・消費されているワインは、
1.メディアなどで頻繁に取り上げられるけれど、必ずしも上質とは言い難い著名ドメーヌの高価なワイン
2.できるだけ安いワイン
が最も多く、この二極の中間価格帯、大体3千円から1~2万円くらいのワインがあまり購入・消費されていないようです。
このことから言えることは、ワインのクオリティーには相応の価格があることに、消費者が気がついていないことが伺えます。
ワインというものがどういう所でどのように作られているかをご存知ならば、ワイン一本に何十万円も払うことは決してないし、ワインの美味しさがどこから来るのかを知っていれば、逆に安いワインの安い理由もまた明白です。ワインを飲むことを楽しむ愛好家ならば、広告宣伝に費やすよりはクオリティを追求する優良生産者の作る、品質に対して適正な価格のワインを探すでしょう。
原文(français)>Petite leçon de français et de vin...
2017年7月11日火曜日
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